【三種町】傷んだ床を、できるかぎり補強しました ─ お孫さんの部屋のリノベーション、その後

工事の場所 秋田県三種町
工事の内容 和室リノベーション(床組みの補強・入れ替え)
建物 住宅(和室)

7月にご紹介した、物置になっていた和室をお孫さんが泊まれるお部屋にするリノベーション。工事が進んでいます。

まずは、補強が終わった床組みから

補強を終えた床の骨組み。下には防湿シートと砂利を敷きました
補強を終えた床の骨組み。下には防湿シートと砂利を敷きました

新しい材が通り、下には防湿シートと砂利を敷きました。ここまで来ると、あとは床板を張るだけです。

ただ、はじめからこうだったわけではありません。

床をはがしてみると

畳と床板をはがした直後の様子
畳と床板をはがした直後の様子

長らく物置として使われていて、人の出入りがなかったこともあり、床下の傷みは、外から見て想像していたよりも進んでいました。

敷居の下の土台。指で押すと沈むほど傷んでいました
敷居の下の土台。指で押すと沈むほど傷んでいました

敷居の下の土台は、表面が土のようにボロボロと崩れ、指で押すと沈むほど傷んでいました。この上に床を張り直しても、いずれまた同じことになります。

全部を新しくするのが、いい仕事とは限りません

こういうとき、床組みを丸ごと組み直してしまうのがいちばん簡単です。ですが、それではまだ何十年も持つ材まで捨てることになります。

隅の部分。傷んだところだけを切り取り、新しい材を継ぎました
隅の部分。傷んだところだけを切り取り、新しい材を継ぎました
新しい材を継ぎ足して一本につないだ大引き
新しい材を継ぎ足して一本につないだ大引き

傷んだところだけを切り取り、新しい材を継ぎ足して一本につなぎました。どこまでが使えて、どこからが駄目か。この見極めが、こういう工事でいちばん技術の要るところです。

一本ずつ、高さを合わせる

新しく入れた鋼製束。ねじで高さを細かく調整できます
新しく入れた鋼製束。ねじで高さを細かく調整できます

ねじで高さを細かく調整できる鋼製束(こうせいづか)を、コンクリートのブロックの上に据えました。古い家の床は、長い年月のあいだに沈んで波打っていることがほとんどです。この束を一本ずつ回して高さを合わせ、水平を出していきます。

見えなくなる部分こそ

床板を張り、畳を敷いてしまえば、ここまでの仕事はすべて隠れます。お客様の目に触れることは、もうありません。

だからこそ、手を抜かない。今回のように「できるかぎりの補強をする」という判断ができるのも、中を開けて自分の目で確かめているからです。

引き続き、進み具合をご報告します。

えびす工務店は秋田県三種町の工務店です。三種町・能代市・八峰町を中心に、新築からリフォーム、床下や屋根の修繕まで承っています。「歩くと床がきしむ」「畳がへこむ」といったご相談も、お気軽にお声がけください。